最近、仮想通貨市場のバブルで投資を始めたり、投資家になった方も多いかと思います。
しかし、バイナリーオプションを知らない、ちゃんと理解していない投資家の方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、バイナリーオプションとは何か、FXとバイナリーオプションは何が違うのかを解説していきたいと思います。
初心者の方でもわかるように解説していきます。
ぜひ、じっくりと読んでみてください。
バイナリーオプションとは?
例えば、ドル円が110円で、5分後に上昇すると予測したとします。
この予想が当たれば投資額は約2倍になります。
一方、予想が外れた場合は、投資額は没収されゼロになります。
わかりやすい例では、トランプのハイ&ローやサイコロの出目などがあります。
これを為替取引でやろうというのがバイナリーオプションです。
FXとバイナリーオプションの違い
ペイアウトや払い戻しの概念が違う
(ペイアウト:利益の払い戻しのことです。)
FXの場合、予想が少ししか当たらなければ利益は少ししかありませんが、予想が大きく当たれば利益も大きくなります。
バイナリーオプションの場合、予想が少し当たっただけでもペイアウトは2倍程度になりますが、予想がかなり当たっても、ペイアウトは2倍程度にしかなりません。
FXでレバレッジ10倍の例を見てみましょう。
(レバレッジ:借り入れを利用することで、自己資金のリターン(収益)を高める効果が期待できることを指します。)
1万円で1000ドル買って、100円から101円に上がったら1000円の儲け。
1万円で1,000ドル買って、100円から98円になったら、2,000円の損です。
FXでは、予想が当たったときの為替レートの変動によって利益が変わってきます。
ペアアウト倍率が1.85倍のバイナリーオプションの例を見てみましょう。
上昇通貨レート10,000円を選択し、為替レートが1ドル100円から101円に変動した場合、18,500円の利益を得ることができます。
為替レートの変動が大きくても小さくても、バイナリーオプションの利益と損失は同じです。
予想が当たれば、バイナリーオプションでは2倍程度の払い戻しを受けることができます。
為替レートの動きが少ないレンジ相場でも儲けやすいのが、バイナリーオプションの特徴です。
関連記事:初心者向け!株、FX、不動産投資のメリットデメリットと違いを紹介!
レバレッジ
FXの場合、レバレッジをかけることで資本の何倍もの取引をすることができます。
その証拠金にレバレッジをかけて取引するのが基本的な取引です。
レバレッジをかけない場合、FXは外貨預金と同じなので、数%しか儲けることができません。
FX業者のレバレッジは、国内FXで25倍、海外FXで約3000倍です。
国内FXのレバレッジは2011年から金融商品取引法で規制されたので、海外FXに比べると少し小さくなっています。
例えば、レバレッジ1倍の海外FXの場合、為替レートが想定した方向に1%動き、投資資金が10万円であれば、10万円の1%が1000円の利益となります。
レバレッジが25倍であれば、10万円の投資資金でも、250万円の1%で2万5千円の利益となります。
バイナリーオプションの場合、予想が当たるか外れるかでペイアウトの額が変わるので、レバレッジが効かないのです。
手数料と追加証拠金の違い
FXの場合、手数料とスプレッドという形で発生します。
(スプレッド:買値と売値の差のこと)
FX業者の多くは、取引手数料を徴収していません。
バイナリーオプションの場合は、手数料はかかりません。
例えばペイアウト率が1.9倍で、100人のトレーダーのうち50人が勝ち、50人が負けた場合、この場合は投資額の0.1倍がバイナリーオプション業者の利益となります。
次に、FXの場合、追加証拠金というものがあります。
この追加証拠金は、資金が底をつきそうになった時にFX業者が強制的にロスカットしてくれるものですが、急激な相場変動の場合、この強制ロスカットが間に合わず、入金額以上の損失が出る可能性があります。
証拠金を超える損失が発生した場合、FX会社は不足分を後から投資家に請求します。
これを追加証拠金といいます。
バイナリーオプションの場合、追加証拠金はありません。
しかし、ロスカットの場合、例えばFXの新規買いである程度損失が大きくなった場合、ロスカットが発生します。
そして、ロスカットとは、損切りをすることを意味します。
関連記事:初心者の方必見! FXを基礎からわかりやすく解説!
まとめ
まず、ペイアウトが違う、レバレッジが違う、手数料が違う、追加証拠金が違うということです。
FXはレバレッジをかけることで予想通りの小さな変動でも利益を出すことができますが、日本国内のFX業者ではレバレッジ規制があるため、大きな利益を出すことは難しいです。
バイナリーオプションのメリットは、追加証拠金がないことです。
最大損失額は投資額とベット額の範囲内なので、証拠金以上の損失を出して後で請求されるようなリスクはありません。
損失を限定できるため、お小遣いや余剰資金の範囲内で安心して取引を楽しむことができます。
バイナリーオプションでは、自分の予想が少し外れただけでも、十分な利益を得ることができます。
実際にバイナリーオプションをプレイする方法としては、ハイローオーストラリアでプレイすることになります。
ハイローオーストラリアは、バイナリーオプションを取引できる取引会社の一つです。
実際にバイナリーオプションで投資を行うのは、ハイローオーストラリアという会社の口座で行うことを理解していただきたいと思います。
バイナリーオプションを始める流れとしては、
- バイナリーオプションの取引口座を作成します。
- その口座にお金を入金します。
- パソコンやスマートフォンを使って取引を行います。
- 取引で得た利益を出金します。
数ある取引会社の中でも、日本のバイナリーオプショントレーダーの間で圧倒的な人気を誇るのがハイローオーストラリアです。
ハイローオーストラリアの使い方
ハイローオーストラリアの取引方法は大きく分けて4つあります。
ハイロー、ハイロー・スプレッド、ターボ、ターボ・スプレッドの4つが主な取引方法です。
ここでいうスプレッドとは、通常のHi-Lowにスプレッドが適用された取引です。
通常のHi-Lowよりも値動きを予測する必要があるため、ペイアウト率は高くなります。
しかし、初心者には難易度が高いです。
基本的な取引では、こちらのHi-LoとこちらのTurboを使用します。
違いは、判定時間が違うことです。
こちらは30秒から5分程度のトレード用、こちらのHi-Loは15分から1日程度のトレード用です。
逆にデイトレーダーや仮想通貨投資家であれば、この15分のトレードを利用するのが良いと思います。
では、実際にトレードしてみましょう。
5分後にUSD/JPYが上がると予測できた場合、全資産タブから通貨ペアを選択し、USD/JPYを選びます。
そして、ここで15分足のタブを選択し、ここに金額を入力するのですが、通常であればここでちょうど5分足となるはずです。
ここでは例として、2000円で取引し、上がると予想されるので、ここで(はい)を選択します。
ペイアウト率が1.85倍であれば、決済時に予想が当たれば、賭けた金額の1.85倍が戻ってくることになります。