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インデックス投資の始め方!?メリット・デメリットも解説。

インデックス投資の始め方!?メリット・デメリットも解説。

インデックス投資についてよくわからないという方のために、初心者の方にも丁寧にお話ししていきますので、よろしくお願いします。

これから資産運用を始めようと思っているときに、「インデックス投資がおすすめだよ」と言われて、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方のために、この記事ではインデックス投資のメリットやデメリット、始め方などをわかりやすく解説していきます。

投資経験ゼロの方でもわかるように、わかりやすくお話しします。

 

このパートでは、インデックス投資のメリット・デメリットと、投資の始め方について説明します。

 

インデックス投資とは

インデックス投資とは、多くの企業の株式などに分散して投資し、平均点を取る投資方法です。

インデックス投資の最大のメリットは、手軽で月々100円から始められることですが、デメリットは一攫千金を狙うのが難しいことです。

 

全体の流れを説明しますので、最後までご覧ください。

 

インデックスとは、市場の動きを示す指数のことです。

例えば、日経平均株価やTOPIXは、日本株の代表的な指数です。

インデックスの値動きを見ることで、市場全体の状況を推し量ることができます。

ここでいう「インデックス」とは、日本語に訳すと「指数」です。

 

インデックスとは、多くの企業の株価の平均点であると考えるとわかりやすいでしょう。

インデックス、つまり指数とは、平均点のことです。

 

昔は学校でテストの平均点を出していたような気がします。

例えば、このクラスに5人いて、上から80点、70点、60点、50点、40点だとすると、このクラスの平均点は60点です。

これはいいとして、指数というのは、大雑把に言うとこれと同じで、いろいろな企業の株価を平均して出しているものです。

例えば、日本の企業でA、B、C、D、Eがあるとすると、日経平均株価は日本を代表する225社の株価を平均したものです。

ただ、この平均の出し方はいろいろありますが、とりあえず、多くの企業の株価の平均がインデックスだと考えてください。

 

今、インデックス投資はとても人気がありますが、その最大の理由は、株式投資をするときにどの会社を選べばいいのかわからないという人が、平均値に投資しやすいからです。

たしかに、株式市場にあるすべての銘柄に投資すれば、心配はないでしょう。

しかも、平均値への投資としても、インデックスならそれなりに利益が期待できます。

世界の株式を対象としたMSCI指数やACWI指数の平均値は、この30年間で7倍にもなっているのです。

平均値に投資してもこれだけの利益が期待できるのであれば、非常にありがたいことです。

また、現在多くの方が利用している「つみたてNISA」も追い風になっていると思いますが、これについては後ほど「メリット」のところで説明します。

 

関連記事:初心者向け!株、FX、不動産投資のメリットデメリットと違いを紹介!

 

インデックス投資の仕組み

それでは、インデックス投資の仕組みについて簡単に説明します。

インデックス投資は簡単で、インデックスファンドの投資信託を買えばいいだけです。

投資信託というのは、いろいろな株などが入った袋のようなものだと考えてください。

先ほど、インデックス投資とは多くの企業の株価の平均を目指す投資と書きました。

これをもう少し詳しく言うと、投資信託には、インデックスファンドとアクティブファンドの2種類があります。

インデックスファンド

インデックスファンドとは、先ほど述べたように、指数、つまり平均値への追従を目指す投資信託のことです。

アクティブファンド

一方、アクティブファンドは、インデックスを上回るパフォーマンスを目指す投資信託で、それぞれ特徴があります。

 

続いて、インデックスファンドの一例を見てみましょう。

これは、先ほどのMSCIインデックスやACWIインデックスに連動する「eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリー」です。

かなり人気があり、つみたてNISAなどで選んでいる人も多いようです。

eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリーは、日本を含む先進国から新興国まで、世界の約3,000銘柄に分散投資しています。

上位は米国(56.6%)、日本(7.5%)、新興国(12%)となっており、分散投資の効果はかなり高いですが、米国が50%以上を占めているのは、世界的に見ても米国の株式市場の規模が大きいということでしょう。

代表的なインデックス投資商品である「eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリー」は、世界の約3,000銘柄に分散投資することが容易にできます。

 

関連記事:貯蓄から投資へ~賢く始める第一歩~

 

インデックス投資のメリット

インデックス投資のメリットは大きく3つあります。

  1. 簡単で手間がかからない。
  2. 月々100円など少額から始められる。
  3. 「つみたてNISA」にも対応できる。

 

では、それぞれを順番に見ていきましょう。

まず、(1)のメリットは、手軽で手間がかからないということです。

すでにお分かりのように、インデックス投資はどの会社の株を買うか考える必要がなく、買った後はほったらかしでOKなので、とても手軽です。

忙しいサラリーマンや主婦の方にもオススメの投資法です。

 

次のメリット(2)は、月々100円から始められることです。

インデックスファンドは、楽天証券などのネット証券で、月々100円から購入することができます。

投資初心者はお小遣い程度で気軽に始められますし、積立口座さえ作っておけば、購入の手間もかからないので、とても楽です。

 

最後に3つ目のメリットとして、「つみたてNISA」(新たな資産形成のための投資制度)でも購入できることが挙げられます。

よく勘違いされる方がいらっしゃいますが、NISAは投資商品ではなく、口座や箱のようなものです。

特定口座のような通常の口座では、利益に対して20%程度の税金がかかりますが、NISA口座では利益に対して税金がかからないというメリットがあります。

また、つみたてNISAの対象商品はインデックスファンドが中心なので、最近は自然と選ぶ人が多くなっています。

 

関連記事:つみたてNISAとNISAについてわかりやすく解説!

 

インデックス投資のデメリット

例えば、先ほど紹介したeMAXIS Slim全世界株式オールカントリーが連動するMSCI指数やACWI指数は、過去30年間の平均利回りが年6%程度でした。

1万円投資した場合、1年で約600円の上昇となります。

ですから、投資した金額がすぐに2倍、3倍になるわけではありませんから、時間をかけてコツコツと投資することを考えるべきでしょう。

 

また、インデックス投資でも長期停滞の時期があることを知っておく必要があります。

近年では、2000年から2010年までの2000年代の暗黒の10年間はほとんど上昇しませんでした。

最近はかなり力強く上昇していますが、今後低迷する可能性もゼロではないので、気長に頑張ることが大切だと思います。

 

関連記事:株式投資のお悩み別~おすすめサイト5選!

 

インデックス投資の始め方

それでは最後に、インデックス投資の始め方をお伝えします。

手順はとても簡単です。

  1. 投資信託を買うには、証券口座を開設する必要がありますが、証券口座は、私も愛用している楽天証券かSBI証券がおすすめです。
  2. インデックスファンドは「つみたてNISA」(つみたてNISA)が利用できます。
  3. 少し補足になりますが、世界株式や米国株式に投資するインデックスファンドを選ぶとよいでしょう。

この観点から、世界株式の赤い線は長期的に右肩上がりで推移しているので問題ないのですが、国内株式の代表的な指数であるTOPIXの青い線はほとんど変化していないのです。

国内株式の代表的な指数であるTOPIXの青い線は、ほぼ横ばいで推移しています。

日本の人口減少などを考えると、日本はインデックス投資に向いていないのかもしれません。

また、世界株式だけでなく、米国株式もインデックス投資として人気があります。

米国は確かに世界で最も価値のある先進国の一つであり、今後も人口が増え続け、現在のGoogle、Amazon、Appleなどのハイテク企業の成功により、今後の成長も期待できます。

 

基本的には、米国の成長に自信がある人は米国株を、どうなるか不安な人はグローバル株を選ぶとよいでしょう。

ところで、新興国はどうかとよく聞かれるので、簡単に答えると、新興国の経済成長は確かにすごいのですが、新興国では経済成長と株価が連動しないと言われています。

これは、新興国の代表的な株価指数に連動する商品の値動きで、最近は上がってきていますが、この15年間は伸びていないのです。

新興国の株価は法制度が未整備なこともあって値動きが不安定ですし、新興国の中には将来的に人口減少が見込まれる国もあるので、こうした国をインデックス投資の投資対象にするのは難しいのではないかと思っています。

 

インデックス投資の始め方に戻ります。

4.  つみたてNISA口座でインデックスファンドの積み立てを始める。

たったこれだけのことで、とても簡単に始めることができます。

まだどの投資信託を選べばいいかわからないという方は、初心者におすすめの3つの投資信託から検討してみてください。

  1. 「eMAXIS Slim 全世界株式」または「eMAXIS Slim 米国株式 S&P500」。
  2. eMAXIS Slim バランス8ファンド。
  3. 三井住友海上DC年金バランス30 債券重視型。

この3つの商品を、攻めの株式100%、守りの債券100%で比較し、それぞれのリスクや価格変動がどの程度あるのかを知ることが重要です。

とりあえず、株式が多ければハイリスク・ハイリターン、債券が多ければローリスク・ローリターンと考えてください。

こうして数カ月間投資を続けて、慣れてきたら、自分なりの投資戦略をアレンジしてください。

 

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まとめ

インデックス投資とは、多くの企業の株式などに分散投資して平均点を取る投資方法で、具体的にはインデックスファンドの投資信託を購入すればよいです。

とにかく手軽で、月100円から始められるのが最大のメリットですが、一攫千金は難しいというデメリットがあります。

インデックス投資を始めるなら、収益性の高いつみたてNISA口座でインデックスファンドを積み立てるのが一番です。

 

ぜひインデックス投資を試してみてください!

とても簡単で初心者におすすめです。

 

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