今回は、7つの少額投資について、その中からおすすめの3つをお話したいと思います。
投資と聞くと、最低でも100万円は必要だと思われるのではないでしょうか?
そんな時代もありましたが、今は100円から、あるいは1円も使わなくても投資を始められるようになりました。
これを「少額投資」といいますが、投資をしたことがない初心者は少額から始めることをおすすめします。
そこで今回は、少額から始められる投資を7つ紹介し、その中からおすすめのものを3つ厳選して紹介したいと思います。
これを見ていただければ、少額投資で何を始めればいいのかがわかると思います。
老後が不安で、老後資金を自分で作らなければならないこの時代に、少しでもお役に立てればと思います。
数ある小額投資の中から、まずは優秀なものを紹介します。
それぞれの特徴、メリット、デメリット、注意点などをコンパクトに無駄なくお伝えしていきます。
1つ目、REIT(リート)
REITの特徴は、4万円という少額から投資できること、運用を不動産投資のプロに任せられること、分散投資で低リスクであることなどが挙げられます。
REITは一般的に不動産投資信託と呼ばれています。
投資家から集めた資金をもとに、不動産投資のプロが投資家に代わって不動産に投資します。
利益はオフィスやマンションなどの不動産からの賃料収入や、不動産の売却益として投資家に分配されます。
REITは、実際に物件を管理しなくても、不動産のプロが投資した成果を享受できるため、初心者に向いています。
REITは株式と同じように市場で取引されています。
そのため、株式の売買と同じように簡単に売買することができます。
また、REITは複数の不動産への投資を1つにパッケージ化しているため、自然と分散投資商品となり、投資リスクが低くなるというメリットもあります。
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2つ目、ミニ株(単元未満株)
ミニ株は、通常の株式投資の単元未満で購入できることから、単元未満株とも呼ばれています。
一般的に、株式投資には最低購入単位が定められています。
多くの銘柄は100株から、中には1,000株から購入できるものもあります。
ミニ株では、資金があまりなくても、通常の株式よりも少額で株の売買ができます。
例えば、ある有名企業の株価が1株5,000円だったとします。
売買単位は100株なので、この有名企業の株を買うには最低でも50万円必要です。
しかし、ミニ株は1株を10株単位で購入できるので、5,000円持っていればそれでOKです。
ミニ株のメリットは、少額で有名企業の株を取得できるためリスクが低く、分散投資がしやすいことです。
ただし、その分リターンも低いので、大きな稼ぎは見込めません。
さらに、ミニ株は取り扱っている証券会社が限られており、購入のタイミングも制限されています。
3つ目、株式累積投資(通称:るいとう)
このタイプの特徴は、毎月1万円から投資できること、中長期の資産形成に適していること、銘柄数が限定されていること、株式への累積投資を積み立て投資と呼ぶことです。
るいとうは、毎月決まった金額で株式を購入する投資方法です。
預貯金のように毎月1銘柄に投資します。
金額は月々1万円以上から1000円単位で決めることができます。
積み立て投資なので、資産が蓄積される中長期の資産形成に適しています。
先ほど紹介したミニ株と同様、対象となる銘柄は証券会社が決めるため、必ずしも自分の好きな銘柄で積み立てられるわけではなく、限定的ではあります。
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4つ目、おつり投資
特徴は、投資の知識が不要で簡単なことです。
5円という非常に小さな金額から1円単位で投資でき、継続しやすく、買い物をするたびに出るおつりを投資することができます。
お釣りの金額を設定するだけで、自動的に投資に積み立ててくれるので、投資の知識がない方でも大丈夫です。
キャッシュレス決済と家計簿アプリを連携させることで始められます。
代表的なアプリに「虎の子」というものがあります。
虎の子は、業界最安値の5円からおつり投資ができるサービスです。
家計簿アプリと連携することで、虎の子は買い物の際に設定した金額を自動的に投資してくれます。
自分で金額を決められるので無理のない範囲で投資でき、数十円、数百円のおつりを自動で投資してくれるサービスなので、投資を続けやすいと思います。
5つ目、投資信託
100円という超少額から始められ、すべてをプロに任せられるのが特徴で、長期的な資産形成におすすめです。
プロに投資を託すことから「投信」という名前がついています。
証券会社によっては、100円から始められるところや、ポイントのみで購入できるところもあります。
投資信託とは、株式や債券などの金融商品を1つのパッケージにした金融商品です。
各商品に分散して投資するため、例えば株式の銘柄が下がっても、債券が増えることでポートフォリオ全体への影響が少なくなります。
積立投資で購入できるため、自分で無理のない金額を設定し、毎月自動的に購入できます。
投資信託は短期的な投資ではなく、長期的な資産形成に向いています。
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6つ目、仮想通貨(ポイント購入)
特徴は、ローリスク、ミドルリターン、現金不要、ポイントのみ利用可能、限定ポイント、現金を使わずにポイントのみで仮想通貨を購入する方法などです。
現金を使わないのでローリスクで始められますが、仮想通貨は価格変動が大きいので、価格が高騰すればその分リターンも大きくなります。
もちろん、損をするリスクもありますが、現金を使わずポイントだけで購入をすれば、そこまで大きな損失にはなりません。
ただし、ポイントで仮想通貨を購入できるサービスは少なく、今のところ2つしかありません。
1つ目の方法は、楽天のポイントで仮想通貨を購入できるサービス「楽天ウォレット」を利用する方法。
2つ目は、Tポイントでビットコインを購入できる仮想通貨取引所「ビットフライヤー」を利用する方法です。
7つ目、ポイント投資
特徴は現金不要、ポイントで投資できる、投資を始めるのに最適です。
ポイント投資とは、クレジットカード会社や通信会社、航空会社などのポイントやマイルを利用した投資です。
代表的なものに、楽天ポイント、Tポイント、Dポイント、LINEポイントなどがあります。
すでに所有しているポイントを使って投資するため、現金を使わずに投資することも可能です。
100ポイントから投資できるサービスも多く、とにかく手軽に投資を始めるには最適な方法です。
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おすすめのベスト3
一度振り返ってみます
1つ目、REITです。
2つ目、ミニ株(単元未満株)
3つ目、株式累積投資
4つ目、おつり投資
5つ目、投資信託
6つ目、仮想通貨
そして最後に、7つ目がポイント投資
この中で、おすすめするのは、以下の厳選された上位3つです。
1位 投資信託
2位 仮想通貨
3位 ポイント投資
3位のポイント投資は、投資を始めたことがない人にとって圧倒的に始めやすいのでおすすめです。
2位の仮想通貨については、少ない投資額で高いリターンが得られるのでおすすめです。
1位の投資信託については、本当に長期投資なので、目先の利益が出るかどうかはわかりませんが、将来への不安は確実に軽減される投資なので、やっておいた方がいいということで1位にしました。
まとめ
投資で一番大事なことは、まずやってみることだと思います。
いろいろなことを経験し、怖がらずに始めることが大切だと思います。
ぜひ、投資を始めて、実際に体験することで投資のスキルを身に付けてください。
もちろん、投資は自己責任です。
リスクがあることをご理解ください。