どんな人でも自分に合った投資ができる!
皆さんにお聞きしたいことがあります。
投資に興味はあるけど、何を選んだらいいのかわからなくてなかなか踏み出せないという方はいらっしゃいませんか?
「投資ってなんだか損をしそうで怖い」というイメージがあると思います。
しかし、最近では投資をする人が増え、「iDeCoやNISAをやってみたら」「FXでどれくらい儲かったか」など、周囲から様々な投資の話を聞くことがあります。
しかし、実際にはそれぞれの投資に特徴があり、それを知らずに投資すると、大損したり、トラブルに巻き込まれたりすることもあります。
でも、もう心配する必要はありませんよ。
この記事を最後までご覧いただければ、一瞬で1億円を稼ぐことはできませんが、資産形成の第一歩を踏み出すことができるはずです。
さっそく始めてみましょう。
自分に合った投資商品の探し方
まず、投資商品は大きく分けて3つのグループに分けられます。
1つ目は、金融資産です。
投資信託や株式、FXなど、よく耳にする投資対象です。
関連記事:初心者の方必見! FXを基礎からわかりやすく解説!
2つ目は、不動産です。
これは、居住用のマンションなどの不動産を購入し、家賃収入を得る投資です。
不動産は国内、海外を問わず、ワンルームマンションから区分マンション、さらには一棟丸ごとなど、投資対象は多岐にわたります。
関連記事:不動産投資に一歩踏み出す!役立つ便利なサイトまとめ!
そして3つ目は、その他の実物資産+暗号資産です。
これは、金やワイン、アンティークコインなど、希少性に価値を置く投資です。
よく「ビットコイン」という言葉を耳にすると思いますが、これは金融資産にも実物資産にも分類されない特殊な暗号資産です。
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では、どのような商品を購入し、どのような資産配分で投資をしていけばいいのでしょうか?
ここで重要なのは2つの資産です。
1つ目の資産は、コア資産です。
これは投資信託やインデックスファンド、日本の中古ワンルームマンションなど、ほとんどの人が活用すべき資産です。
2つ目の資産は、サテライト資産です。
海外の不動産やビットコインのような暗号資産など、一部の人だけが活用すべき資産です。
まずコア資産で資産運用の骨格を作り、必要に応じてサテライト資産を組み合わせることが非常に重要です。
コア資産はどのように決めればいい?
では、コア資産はどのように決めればよいのでしょうか。
年収が500万円以上かどうか、資産が1000万円以上かどうか、この2点から分類して考えていきます。
年収500万円未満、資産1000万円以上の方
まず、年収500万円未満で資産1000万円以上の方は、投資信託や株式などの金融商品を購入することをおすすめします。
そして、不動産を現金で購入することを推奨しています。
これは主に会社を退職された方が対象です。
年収500万円以上、資産1,000万円以上の方
次に、年収500万円以上、資産1,000万円以上の方は、金融商品と借入金による不動産購入がおすすめです。
年収が500万円以上かどうかが、実はこのボーダーラインで、借入による不動産投資ができるかどうかということなのです。
また、借入が可能であれば、自分の資産の何倍もの金額を扱うことができるようになります。
主に高収入の会社員や自営業の方が対象です。
そして、年収500万円以上、資産1000万円以下の方には、借入による金融商品の積み立てや不動産購入がおすすめです。
投資信託などの積み立てで、将来の資産を着実に増やすことを目指しているのですね。
ここでは、ある程度年収があっても趣味にお金を使う人や、家族が多い人がターゲットになります。
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年収500万円未満、資産1,000万円未満の方
最後に、年収500万円未満、資産1,000万円未満の方には、まず、金融商品の積み立てをおすすめします。
20代、30代の方がこれに該当する可能性が高いので、まずは投資信託を使った積み立てから始めて、投資習慣を身につけるようにするといいでしょう。
非常に現実的な投資なので、まずはこの方法でいいと思っています。
金融資産を使った投資
金融資産を活用した資産形成には、次の2点がかなり重要です。
1つ目、税制優遇制度を活用すること
通常の証券会社や銀行の口座で投資をして、配当金を受け取った場合、実はその利益に対して20.315%の税金が課せられます。
20%というのはかなり高いですよね。
投資信託で10万円の配当金を受け取った場合、手取りは8万円程度になります。
しかし、ここでよく耳にするiDeCoやNISA口座を開設して利用すれば、一定額まで非課税の優遇措置が受けられます。
同じように10万円の分配金をもらっても非課税なので、手取りは10万円のままです。
これはもう、すごいことです。
iDeCoは公的年金とは別に個人が運用する個人型確定拠出年金で、掛け金を自分で決めて積み立て、運用します。
iDeCoのデメリットは、受け取り開始が60歳からで、それ以前にiDeCoを引き出すことは原則できないことです。
そして、NISAは少額投資非課税制度で、年間120万円×5年間の投資で得た利益に対する税金が0円になります。
最大600万円の非課税枠があるのは、なかなか良い制度だと思います。
iDeCoのような税制優遇はありませんが、中途解約も可能なので、大きなものを買う予定があるときや、将来教育費が必要になるときにも使える口座だと思います。
関連記事:つみたてNISAとNISAについてわかりやすく解説!
2つ目、長期、分散、低コスト、インデックス、積み立ての5つの条件を満たす資産を選ぶこと
長期:
資産運用は長期的な成果を目指すものです。
短期間の売買でリターンを狙うと、リスクが大きくなりすぎて失敗する可能性が高くなります。
分散投資:
投資先を複数に分散させることで、コントロールしながら資産運用を続けることができます。
1つだけに絞ると、その1つが下落したときの影響がもう大きいので、注意が必要です。
低コスト:
金融商品では、コストが低い商品を選ぶことが重要です。
手数料が高いだけで損をしている投資先がたくさんあります。
ネット証券など、低コストで品揃えが豊富な金融機関を選びましょう。
インデックス投資:
インデックスってよく聞くけど、この横文字のインデックスってなんだかよくわからない。という方もいらっしゃるかと思います。
これは日経平均株価やTOPIXなどの指数に連動するように投資する方法です。
それ以外の銘柄を自分で選んだり、投資信託会社が運用するアクティブファンドを利用することも可能ですが、インデックスに勝てる確率はすでに半分以下と言われています。
真面目な話、1日5時間以上投資の勉強をする気がない限り、手を出してはいけない分野だと思います。
積み立て:
「投資信託の定額積み立て」という、毎月決まった金額を自動で積み立ててくれるサービスを利用することができます。
これは本当に簡単なんですけどね。
実は、金融商品を買うタイミングや売るタイミングを考えても、良い投資結果にはつながらないことが分かっています。
そこで、毎月の積み立てを設定することで、自分で全部やる必要がなくなり、投資の手間が省けるのです。
いかがでしょうか。
すでに多くの金融商品がありますので、今回ご紹介した2つのポイントを意識して、ぜひご検討ください。
関連記事:NISAやiDeCoの運用方法やしっかり増やすための商品選定が自分でできるようになります
不動産投資のメリット
不動産投資と聞くと、「まとまったお金が必要だから自分にはもう関係ない」と思われるかもしれませんが、実は投資初心者の方にもおすすめと書かれています。
ここでは、金融資産にはない不動産投資のメリットを3つ紹介します。
まず1つ目は、情報の歪みから収入を狙えることです。
金融資産では、ほとんどの情報が開示されているため、自分しか知らない情報からは利益を得ることができません。
これで利益を得ると、インサイダー取引となり犯罪になります。
一方、不動産の場合、一部の人しか有益な情報を持っていないので、その情報にアクセスできれば、大きな利益を狙うことができます。
第2に、お金を借りる能力があれば、借入金でレバレッジをかけることができます。
投資信託などの金融資産は、原則的に現金で購入します。
しかし、不動産の場合、お金を借りて投資することで、自己資金の不足を補うことができるのです。
例えば、アパート1棟に投資するために1000万円必要だったとします。
自己資金が100万円しかなくても、900万円借りることができれば、投資することができます。
要するに、自分だけが持っている有益な情報を持っているのに、お金がないから投資できないという状況にはなりにくいのです。
また、不動産価格が下落しても家賃収入を得ることができますし、返済が可能であれば投資を継続することができます。
そして最後に、3つ目のメリットである「税制」です。
不動産投資は減価償却の対象となり、建物を法律で定められた年数で費用化することができます。
つまり、所得税や法人税を節税することができるのです。
また、借入金の利息も経費にできるため、金融資産にはないメリットもあります。
いかがでしょうか?
まず、一部の人しか知らない物件は有益な情報を得ることが難しいですし、これから日本は人口が減り、空き家が溢れると聞きます。
関連記事:不動産投資に一歩踏み出す!役立つ便利なサイトまとめ!
まとめ
以下、簡単にまとめてみました。
- 適切な投資対象の見つけ方
- 金融資産による運用
- 不動産投資のメリット